異色の特徴

 

痩せたい、食べてはいけないと思っているにもかかわらず、それが達成できないのであるから、拒食症の人と比較すると、自己評価が低く、抑うつ的である。過食期がひどくなると家にひきこもりがちになり、何事に対しても悲観的になり、外の世界に対して被害的で攻撃的な気持ちになりやすく、それを食べ物にむけてしまうという悪循環に陥る。

過食のスタイルの一つに「気晴らし食い」というものがある。何らかの心理的なストレスを受けると、その後突然食べたい気持ちに駆られて発作的に食べ物を食べてしまう行為のことである。ここでの「食べたい」は通常われわれが空腹感と呼んだり、食欲がわいてきたと感じたりするものとは質的に異なるようである。過食症者は突如強烈な飢餓感や食欲に襲われ、理性を超えたところで食べ物を欲し、食べ尽くしてしまう。また夜間に集中して起こる「夜間過食」というようなものもある。